Music is mine

ミュージックブレスユーを読んで、
自分の音楽観について再確認した。
そういう小説やったので。



自分はやっぱり聴き側の人間であって、
音楽を創造したり奏でたりする立場の
人間じゃないんやなぁと。
それは、大学時代にバンド組んでた時も思ったし、
軽音サークルにいたのにほとんど幽霊部員やったのも
なんとなくそれが原因かなぁと。



ギター弾くのは楽しいし、歌うのは好き。
ギターヴォーカル、みたいな立場で、
決してフロントマンじゃないギターヴォーカルが
自分には性に合ってるなぁと思いつつも、
他人が作る音楽の方が好きやし、
誰かのギタープレイや声を求めてしまってる。



音は空気の摩擦でしかなくて、
僕らはそれに陶酔まで出来てしまうのは、
この世界がそういう世界やからであって、
そういう意味ではこの世界は、
僕らにとって、とても都合のいい世界やから、
そんなに悲観せんでもええかなと
思ったりするのは、浅はかなのかな。