A beautiful greed Tour@日本武道館

彼らは一つの答えを出した。



いつも通り、1曲目はアルバムから。
盛り上げるのではなく、盛り上がってしまう音楽。
それを彼らは知っている。
先に言ってしまうと、この日ノブオの声は順調だった。
だからこそ安心して見ていられた。



序盤は盛り上げつつも自分たちの世界を作っていく。
色違いの積み木を積み上げていくように。
FREE STARの照明はやはり、美しい。
プラネタリウムに音がついたように。



中盤から、世界が始まる。
Color of the Windはもはや彼らの歌となってしまったのか。
アレンジのうまさは半端じゃない。
また、今回のツアーの肝とも言える、銀河の街。
心からの叫びかのように歌うノブオを見て、
心から歌を作ることが出来る才能に鳥肌が立ったと同時に、
サトマやイチゴはどう思っているのか、非常に気になった。
そして、やはりHUM。
この歌は何度見ても泣いてしまう。
色んな音楽の重なり。
狂気、狂喜、静止。
世界は表情を変えた。




終盤、いつもの盛り上がり。
アンダレとカーブは定番曲になった。
そして造花、飛光。
僕は既にモッシュの中で叫んでいた。
輝いていた、ずっと。




アンコール。
ある照明、Your Song、養鶏。
それだけで彼らを言い包めてしまえる。



そして勿論廻る巡るも。
映像があればいつでもする。
ディープな世界、なんて簡単な言葉じゃない。
深く潜ることに何も意味なんてないから。
深く潜った先で、何を見つけるのか。
それを表せるのは彼らだけだ。


・±0
・world symphony
・who are you?
・Bright&Right
・FREE STAR


・Color of the Wind
・スロウレイン
・星のひとひら
・ファンタジア
・銀河の街
・ucess.
・Slow View
・HUM


・I stand free
・Under the rain
・CARVE WITH THE SENSE
・造花が笑う
・飛光


・over
【En.】
・赤燈
・ある証明
・Your song


【Double En.】
・廻る、巡る、その核へ