Who Am I

自分が知ってる限り、例えばTVとかに出てる優秀な人間ってのは、
僕らが思ってる以上に頭が良いと思った。


先日、何かの番組で、堀江貴文が出ていた。
北海道でロケットの開発をしてるとかなんとか。
その中で堀江が言ってた言葉があって、

「金儲けするだけなら僕はいくらでもその方法は知ってます。これは自分の趣味というか夢です。」


この言葉を聴いた時に、多分それはほんまなんやろうなって思った。
もしかするとこれを聴いた人の中では、生意気だと思ったりする人も
中にはおるんやろうなって思う。
でも、彼は多分簡単に出来ちゃうと思う。
それは勿論、法というものを理解しているからこそ成り立つものであって、
そこには勿論多少なりとものリスクはあるんやろうけど。


日本の文化は基本的に馴れ合いの色が強いと思ってて、
それはよく言えば、協調性や情という言葉になるし、
実際そうやと思ってる、僕自身も。
ただそこには抜け穴があって、その抜け穴に気づいている人はたくさんいる。
そして実際その抜け穴を通ってしまった時に、
それはやっちゃ駄目だろうと一斉に噛み付く。
でもわかっている、それは罪ではないと。


特に、IT分野は近年急激に成長して来たにも関わらず、
ITに関する法整備はいまいち進んでいない。
抜け穴だらけである。
僕みたいな一般ピーポーでさえも、これってもしかして、みたいなことがある、言わないけど。
でもここは日本だから、わかってても言わない、誰も。
ただ、みんな暗黙の了解のように、しない。


善悪というものを定義するのは非常に難しいけど、
例えば抜け穴について言及をする際に、
「これって罪じゃないからいいんだよ」というのは日本的に言うと悪になる。
「これって罪じゃないけどいいの?誰かがやっちゃうかもよ?」というのが善になる、ならない?



話しを戻します。
自分は頭がそれほどいいとは思わない、むしろ頭悪い。
小・中学校までは学校で1番とは言わずとも、それくらいの位置にいた。
周りが勉強をしてなくて、僕がしてただけ。
高校に入って、下から数える方が早くなった。
周りが勉強をしてて、僕がしてなかっただけ。
大学に入って、もう順位とかそういうレベルじゃなく下にいた。
頭がいい人と悪い人の差が出てきただけ。
社会人になって、自分が完全に置いてけぼりにされた。
言わずもがな、ただ、どこかで努力してこなかっただけ。


負け惜しみでもなく、客観的に考えてみても、
そこで何かしてきたか、というだけの話だと思ってる、今でも。
でも、それが出来た人、やってきた人、出来ない人、やらなかった人との差は
あまりにも大きい。


元々の頭の出来なんてさして違わないと思ってる。
同じ人間なんやから、天才と呼ばれる人は一握りしかいない。
天才に憧れるのはあまりにも陳腐だ。
そもそもフィールドが違うから。
でも、頭が良くなることはなんぼでも出来たんじゃないか?
それを逃して、のほほんとしていたのは自分。
他の誰のせいでもなく、自分でしかない。



ただし、まだ僕の人生は終わっちゃいないけど。
これからゆっくりでもいいから、自分を磨いていこうって思った。
それはたまたまネットでみた2chのまとめスレがきっかけで。
凄い人がいるんなら、自分はそれをおかき食べながら見てるだけじゃ嫌だ。
そう思ったから、ゆっくりと前に進む。
同じ人間なんやから。